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レポート中国語圏

【台湾】輔仁大学

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大東文化経済学部社会経済学科4年のAです。現在、新北市にある輔仁大学の語学センターに経済学部の奨学金留学制度を利用して留学しています。3月上旬に台湾に来たのでもう2ヶ月が経ちそうです。台湾の人々はとても親切で言葉や環境に慣れない私をたくさん助けてくれるので、生活や学校にもなんとか慣れてきました。

 


さて今回のレポートでは台湾に留学するまでの流れをなるべく時系列順に書こうと思います。実際、私も留学する前はこの海外留学生レポートを読んで留学を決意したり準備を進めたりしました。そのため、このレポートが今後留学を考えている方の参考になれば、と思います。

 

 

中国語圏の留学に興味を持ち始めたのは3年生の6月頃のことだったと思います。ただこの時点で経済学部の2024年の奨学金留学の募集は6月2日が締め切りで、興味はあれど応募できませんでした。しかしすぐに2次募集が開始され、それをみて両親に相談したのを覚えています。そこからは本当に留学をするかかなり悩みました。既に3年に8月頃で、就活の時期と被ってしまうのは避けられず、また卒業に関することも不透明でした。ギリギリまで悩んで二次募集締め切りの日の10月6日に応募書類を提出しました。
この奨学金留学の面接があったのは11月6日で、合否がわかったのが11日でした。語学力を上げるために試験を受けとこうと思い立ち、11月18日にHSK4級を受けて、26日に中国語検定3級を受けて合格しました。そこから国際交流センターを通して大東文化の学生で希望する学校にすでに通っている方の連絡先を教えていただきました。この方と連絡をとり準備について教えてもらってとても助かりました。何も知らない私にとってとても心強いものとなりました。やっぱり最新の情報を持っている方に話を聞いたほうがいいなと思いました。
アドバイスを受けて必要書類が全て揃ってない状態でしたが2024年3月からの入学を希望する申請書を12月12日に送りました。そしてビザを2月上旬に取得しその写しと口座の残高証明を一緒に送りました。ビザ取得には健康診断の必要がなかったのでなんとかなりました。口座の残高証明は大学には30万ほど、ビザには50万ほどが必要でした。2月3日にはオンラインでクラス分けテストがされ、2月23日には学費を入金しました。入学に関するスケジュールはこんな感じです。かなりギリギリで留学を決めているタイプですが、なんとかなりました。でも今思えばもっと余裕を持って準備したらよかったなと思います。
そして3月3日に日本を出発、3月4日に宿舎に入り、3月5日から授業が始まりました。そこから1年間の留学生活がスタートするわけです。余談ですが、大学は4年間で卒業したかったので3年後期までで卒業に必要な単位は取り終わる必要がありました。3年後期の単位が発表されるのが2024年3月5日。一つでも単位を落としていた場合留年することになってしまうというギリギリの状態でした。2024年の1月は留学の準備とテスト勉強と残高証明のためにバイトを必死になってやっていたのであまり記憶がありません。ちなみにきちんと単位は取得できていました。

 

 

留学する前の私が知りたかったことを書きつらねたので台湾での生活について全く触れない形になりました。最後に生活についても過去の私が不安に感じていたことを中心に少しだけ書こうと思います。まず、寮生活が一番不安に感じていましたが、普通に適応できています。シャワー室やお手洗いも覚悟していたほどではなかったなという印象です。4人部屋で暮らしていますが、ベッドに完全に周りの目から遮断できる蚊帳を取り付けたのでリラックスできています(写真添付)。普段の街の中での生活も、前述した通り台湾の方は本当に親切なので、困ったことがあってもすぐ助けてくれます。また親しみやすい方が多く駅で話しかけられたと思ったらいつのまに電車の中で煮卵をいただいていました(写真)。一緒にお話ししながら食べたので美味しかったです。

 


さて、今回のレポートは初回ということもあり主に留学準備について書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。